

Latinoamérica (feat. Totó la Momposina, Susana Baca & María Rita)

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スタッフメモ
「14歳の時、自転車に乗って地元ワシントンDCのナショナル・モールに第1回のアースデイを観に行ったんだ」ビル・ナイはApple Musicにそう語る。「当時は公害の話題でもちきりだった。近年は気候変動、そして今年はパンデミックだ」。世界的な行事となったアースデイが50周年を迎える今年を記念し、著名な“科学の伝道師”である彼がプレイリスト『母なる地球を讃えて』を担当し、メッセージのある曲をセレクトした。ハンク・ウィリアムスからメーガン・トレイナーまで、ここに選ばれた全てのアーティストが、私たちを取り巻く世界との関係について意見を持っている。ナイ自身がセレクションについて、一曲ごとに解説してくれた。「アメリカ、ロシア、中国の宇宙飛行士たちが帰還すると僕たちに思い出させてくれることがある。それは僕たちがみんな1つの世界、1つの惑星の住民だということだ」とナイは言う。「それを守るのは僕たち次第だ。きれいな水、再生可能な形で生産された電気、そして世界的な情報へのアクセス。地球上のすべての人たちのためにね。さあ行こう!」
ライダーズ・イン・ザ・スカイ 「Don't Fence Me In」
これはこの曲史上最高のバージョンだ。そう、ビング・クロスビーのバージョンよりもいい。あれはゆったりしたテンポで損しているからね。人類は長い間、自分たちが何も心配することなく世界中をさまよっていられると思っていたんだ。この曲は間違いなくハッピーだ。このプレイリストはアースデイが必要になる前の地球に対する見方から始まるんだ。
Tom Lehrer「Pollution」
アースデイの必要性は、少なくとも1965年にさかのぼる。信じられないって?聴いてごらん。彼の音楽は素晴らしいよ。
ハンク・ウィリアムス「ロスト・ハイウェイ」
みんな、これは僕たちのことだよ。気候変動や自己防衛のことになると、僕たちはつい孤独になって自分を見失ってしまうことが多い。ハンク・ウィリアムスの曲は美徳を讃えているんだ。
クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル 「Green River」
僕たちの大半は川の近くに住んでいたり、川に依存している。彼の悠然とした鼻声が「僕たちには帰るところが必要だ」というメッセージを伝えているんだ。
The Polynesians 「Hilo Bay」
地球は美しいところだ。
フランク・シナトラ「Fly Me to the Moon」
この曲がレコーディングされた当時、火星への飛行なんて簡単なものだと思われていたんだよ。実際はそうじゃなかったけどね。そして僕たちの惑星は、住むのに実用的な唯一の場所なんだ。どこに飛んでいく訳にもいかないということさ。
バリー・マックガイヤー「Eve of Destruction」
ほぼ文字通りだね、気候変動のことを考えると。1965年という年は確かに、人類にとって驚くほど手ごわいことが起こる前夜だったと言える。
B.B. キング「The Thrill Is Gone」
みんな、もう後戻りはできないよ。環境を保護することなしには生きていけないんだ。
ビートルズ「ヘルプ!」
助けを求めて叫んだところで、宇宙人の機動隊が助けに来てくれる訳じゃない。僕たちには助けが必要なんだ。誰かのじゃなくて、全員の。
テイラー・スウィフト「Cruel Summer」
この曲を人騒がせな曲と言うのはやめよう。気候変動という悲惨な事実に向き合っている曲と呼ぼう。しかもかっこいい曲なんだ。
スティーヴ・アオキ「Noble Gas」
「Noble Gas」(希ガス)という概念は魅力的だ。地球の気候を金星や火星と比べることによって得ることのできる素晴らしい教訓がある。
メーガン・トレイナー「Woman Up」
僕たちはみんな同志だ。さあ踊ろう!
オージェイズ「Love Train」
人類は1つ。違いよりも似ていることの方が多いんだ。この曲のボリュームを上げて、さあ一緒に世界を変えよう。