テイラー·スウィフトの"羽ペン"ソング

テイラー・スウィフトが手に羽ペンを持っていると想像しながら書いた“羽ペン歌詞”は、シャーロット・ブロンテの小説から引用した文体のように、古典的なディテールや、彼女いわく「古風」な言葉やフレーズを特徴としている。「もし私の歌詞が、まるでエミリー・ディキンソンのひいおばあさんがレースのカーテンを縫いながら書いた手紙のように聴こえたら、それは私が“羽ペン”ジャンルで書いた曲だということです」と、彼女は2022年9月に行われたナッシュビル・ソングライター・アワードの受賞スピーチで語り、『evermore』に収録された「ivy」に登場する、石造りの家や悲しみに暮れる未亡人を代表例として挙げた。「シャーロット・ブロンテの本を読んだ後や、誰もが詩人のようなシャツやコルセットを着用しているような映画を観た後にインスピレーションを受けたイメージです」。テイラー自身が手掛けたこの限定プレイリストで、“羽ペン歌詞”として彼女が選んだ曲を堪能しよう。