はじめての MAX

はじめての MAX

MAXが最初に味わったポップのスターダムは、特別に甘いものだった。2016年にリリースされたラッパーのgnashとのコラボレーション「Lights Down Low」は、MAXが当時のガールフレンドにプロポーズするために書いた曲だったからだ。子役出身で、2010年代半ばにポップシーンへと転向したMAXは、陽気な「10 Victoria’s Secret Models」や、リル・ウージー・ヴァートとのコラボレーション「Wrong」のような作品で、多才なボーカリストとしての姿を披露した。2020年には声帯の手術から回復したことを祝って、ヘイリー・キヨコとの悲しげなデュエット「Missed Calls」や、SUGAとのハッピーなコラボレーション「Blueberry Eyes」を発表。楽曲を通して、キャッチーでロマンティックなポップソングへの生涯にわたる感謝の気持ちを示した。