はじめての 矢沢永吉

はじめての 矢沢永吉

1975年に自身のバンド、CAROLが伝説的な解散ライブを行った後、同年にLAでレコーディングされたシングルとアルバムでソロデビューを果たした矢沢永吉。バンド時代のロッカーズスタイルによるオーセンティックなロックンロールから、ブルースやサザンロック、ソウルバラードを取り入れたリッチなサウンドの音楽性に移行する。1978年にはCM曲に起用されたシングル曲「時間よ止まれ」がチャート1位のヒットを記録し、ロックシンガーとしてのステータスを揺るぎないものにした。国内外のアーティストとの共作・共演や作品の海外リリースなど、黎明期にあった日本のロック表現を意欲的に押し拡げ、昭和、平成、令和を通して続く活躍は枚挙にいとまがない。そのスピリットに触れよう。

おすすめアーティスト