

2003年に発売された "さくら(独唱)" がミリオンヒット。実の母は、フォークシンガーの森山良子ということでも、よく知られている。幼い頃から音楽がそばにある環境で育ったが、サッカーに夢中になっていたため、本格的に音楽を始めたのは大学に入ってからだというから驚かされる。その高い歌唱力も注目されるが、バリエーション豊かな楽曲も大きな魅力。また、ほとんどが御徒町凧と共作される、本質を深く描きながらもユーモアが折り混ぜられたユニークな歌詞も真骨頂。作品ごとにプロデューサーを替え、常に新しい自分を追い求める姿勢、愛用のギターやファッションに対するこだわりなども含め、プロ魂にあふれたアーティスト。