はじめての ルドウィグ・ゴランソン

はじめての ルドウィグ・ゴランソン

アカデミックなテクニックとスタイリッシュな感覚で人気を誇る映画音楽作曲家/プロデューサー、Ludwig Goransson。北欧の音楽大国スウェーデン出身の彼は、音楽学校を卒業後に渡米し、ロサンゼルスで映画やテレビのサウンドトラックについて学ぶ。この時期に映画監督のライアン・クーグラーと出会い、彼の作品の音楽を担当して注目を浴びる存在に。またラッパー/シンガーChildish Gambinoの共同制作者を務めるなど、ポップと映画音楽の両ジャンルで頭角を現し、2018年に手掛けた楽曲「This is America」と映画『ブラックパンサー』が、それぞれグラミー賞とアカデミー賞の栄冠を手にする快挙を成し遂げた。欧州クラシックの伝統を学びながら、時代が求める最新ヒットを生み出すプロデュース力も併せ持つ。『ブラックパンサー』では、セネガルの伝統音楽にヒップホップとエレクトロニックのエッセンスを加え、劇中に登場する架空の国“ワカンダ”を表現するなど、作品の世界観に合わせた音作りは、観客を一気に物語に引き込む効果を与えている。2020年には、鬼才クリストファー・ノーラン監督による『TENET』の作曲家にも抜てきされた。ここでは、彼が手掛けた映像作品のサウンドトラックをピックアップ。ドラマチックで多彩なサウンドを楽しめるだろう。

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