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- 2025年7月8日
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ジェネイ・アイコについて
R&Bシンガーソングライターのジェネイ・アイコは、キャリアを進めていく中で、サウンドヒーリング、つまり音による癒やしという概念を発見した。サウンドヒーリングだけでなくシンギングボウルもまた、鳴らされた特定の音に合わせてチャクラのバランスを整えて癒やす力があると考えられている。少しニューエイジ的な話だと感じるかもしれないが、大丈夫、アイコはそうした意見を気にする人ではない。アイコが活動を始めた時から、さまざまな人々が近づき、いかに彼女の曲が彼らが勉強したり、眠ったり、つらい時期を乗り越えるための手助けになったかをアイコに伝えた。「それで、私はこの明らかなものを見つけた」と、アイコはApple Musicに語った。「サウンドヒーリングというのは、実は細胞レベルでの癒やしのこと。私はこの2つの考えを合わせて、私が音楽をやる目的は、自分が困難を乗り切るためだけではなく、他の人々を助けるためでもあるのだと思った」アイコは、空想の世界で生きているのではない。それどころか彼女は、1970年代のR&Bと1990年代のネオソウルの内省的な面をセルフケアの時代に持ち込み、恋愛、子育て、セックス、自己開発といったリアルな日常の出来事に、少し宇宙的な観点で対処している若手アーティストたちの流れを象徴しているといえる。ジェネイ・アイコ(本名Jhené Aiko Efuru Chilombo)は、1988年にロサンゼルスで生まれた。2011年、まだ10代の時に彼女はDef Jam傘下のレーベルと契約を結び、R&BグループのB2Kにバックボーカルとして参加してキャリアを開始した。間もなくアイコは、自分の拠点を見つけ、ヒップホップとR&Bの両方をこなし、ラップもすれば歌も歌い、「Sativa」で、ベッドで10ラウンドいけると得意げに語ったかと思えば、「New Balance」ではガラリと変わり、私たちの普遍的な人間性に思いをはせている。日本人、アメリカ先住民、スペイン人、ドミニカ共和国人、アフリカ系アメリカ人、ユダヤ人の血を引くアイコは、ずっと自分がどこに属しているのか分からずにいた。だが、居場所が定まらない感覚のおかげで、彼女はあらゆるタイプの人々のロールモデルになれた。そして、アイデンティティが複雑であるとか、定まっていないと感じている人を体現する存在にもなった。言い換えるならば、彼女は自分探しをしているのだ。
- 出身地
- Los Angeles, CA, United States
- 生年月日
- 1988年3月16日
- ジャンル
- R&B/ソウル