はじめての パリ管弦楽団

はじめての パリ管弦楽団

パリ管弦楽団は、近現代のフランス音楽の揺るぎない擁護者であり、その優雅で洗練された音楽性をより良い形で表現することを趣意としている。1828年に創立されたパリ音楽院管弦楽団の解散を受け、これを再編する形で1967年に設立された。初代のシャルル・ミュンシュ以降、ヘルベルト・フォン・カラヤン、ダニエル・バレンボイム、クリストフ・エッシェンバッハ、パーヴォ・ヤルヴィといった巨匠たちを音楽顧問や首席指揮者として迎え入れてきた、世界最高峰のオーケストラの一つだ。また新作を積極的に取り上げることで現代作曲家を支援したり、コンサートホール以外の場所に赴いて演奏会を開いたりするなど、さまざまな形でクラシック音楽を広める活動も行っている。このプレイリストでは、ベルリオーズ、サン=サーンス、フォーレ、ラヴェル、プーランクなど、母国の作曲家の作品をメインに、ベートーヴェンやショパン、シューマンなどの楽曲で、パリ管弦楽団のフランス風味あふれるオーケストラサウンドを楽しむことができる。