

その圧倒的な歌声により10代前半からオーディション番組などで大きく注目され、14歳の頃に動画投稿サイトにアップしたフランク・オーシャンのカバーでスターダムへの切符を手にしたトリー・ケリー。バラードで聴かせる少しハスキーでノスタルジックな歌声と、ポップ/ダンストラックで響かせる伸びやかかつコケティッシュな歌声、その両方を見事にコントロールする卓越したスキルで、エド・シーランやサム・スミスといった時代を代表するシンガーのライブサポートを行うなど、実力派シンガーの王道を歩むことに。アニメーション映画『シング』では、豪華なアーティストと共演して象のミーナ役の声を演じ、レナード・コーエンやスティーヴィー・ワンダーの曲を見事に歌いこなし、その存在感を世に示した。Chris Laneのようなカントリーシンガーから、Lecraeのようなヒップホップアーティストまで、ジャンルの垣根を超えてコラボレートできる柔軟性も魅力。