はじめての デイヴ・ブルーベック

はじめての デイヴ・ブルーベック

1920年、米カリフォルニア州コンコード出身。幼いころからピアノに慣れ親しんだ彼は、大学で音楽を学び、1940年半ばから音楽活動をスタートした。その後、ポール・デスモンドと共にカルテットを結成し、1959年に録音した4分の5拍子の楽曲 "Take Five" が大ヒットして世界的な人気を獲得。知的でエレガントな演奏と変拍子をジャズに取り入れた先駆者として知られる彼の、スウィング感あふれるピアノは特筆に値すると言えるだろう。また、世界中で演奏旅行を行い、各地の印象を反映させた作品をリリース。ジャズ文化の普及と発展にも大きく貢献し、多くの後続ピアニストに影響を与えた。ここでは、1950年代末から1960年代にかけての黄金のカルテットを中心に、彼の代表的な演奏が楽しめる。