ジョン・レノンのような真の革命的な存在は、それまでのポップ界では見られなかった。ビートルズでは、バンドが持つ陽気さとポップなメロディに反した、静寂で破壊感のあるソングライティングを用い、1960年代のロックンロールを変化させたレノンは1970年にグループが解散した後、再び音楽性に変化を見せた。扇動者と平和活動家としての視点を取り入れた、妥協をしないソロワークや、妻、オノ・ヨーコとの実験音楽のアルバムをリリースした。このプレイリストでは、この天才音楽幻想家の遺産を掘り下げて楽しめる曲が集められている。