

結成当時はジャズ・クルセイダーズと名乗っていたが、1970年頃よりポップでファンキーな音楽を目指す方針のもと、グループ名からジャズを取り除いた。ストレートなジャズの時代もファンクの時代も、スティックス・フーパー(Dr)のファンキーなリズムと、ジョー・サンプル(Pf)の作るメロディライン、そして何よりウィルトン・フェルダー(Ts)とウェイン・ヘンダーソン(Tb)の分厚いハーモニーこそがクルセイダーズの真骨頂である。ゲスト扱いのギターやヴォーカルにも注目したい。ちなみにレコーディングでは基本的にエレクトリックベースはウィルトン・フェルダーがオーバーダビングしている。