はじめての クラウディオ・アラウ

はじめての クラウディオ・アラウ

チリのチリャン出身で、誠実かつスケールの豊かな音楽作りで知られるピアニスト、クラウディオ・アラウ。8歳でドイツに留学した彼は、11歳でベルリンデビューを飾って大成功を収めた。その直後からアルトゥール・ニキシュやヴィルヘルム・フルトヴェングラーといった大指揮者たちと共演し、ヨーロッパでの名声を着実に高めていった。1940年代以降は母国に戻り、アメリカのニューヨークを中心に勢力的な演奏活動を展開。録音も積極的に行い、当時、最も多忙なピアニストの一人と言われた。ドイツ正統派の解釈を受け継ぐ巨匠で、中でもベートーヴェンの演奏が高く評価されている。1965年以降、6度の来日公演を行った親日家でもあった。

国または地域を選択

アフリカ、中東、インド

アジア太平洋

ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ