はじめての エマニュエル・パユ

はじめての エマニュエル・パユ

甘く澄み切った響きと力強さや野性味を兼ね備えた演奏で、圧倒的な存在感を示してきたエマニュエル・パユ。自身の立脚地であるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共に荘厳な演奏を聴かせるドビュッシーやモーツァルト作品には、純粋な感動を覚えることだろう。また、室内楽の名手エリック・ル・サージュとの名演、ジャズメンとの濃密なコラボレーション、そしてアストル・ピアソラ作品での妖艶なタンゴ等、フルートという楽器の表現力の豊かさに驚かされるばかり。ベルリン・フィル主席フルート奏者としての真摯な顔と、ソリストとしての自由闊達さの両面を知れるプレイリスト。