はじめての ウラディーミル・アシュケナージ

はじめての ウラディーミル・アシュケナージ

すばらしいテクニックの持ち主だが、それをひけらかすことなく、難しい作品もいともたやすく弾きこなしてしまう。それがアシュケナージだ。1937年生まれ。ショパン国際ピアノコンクール、エリザベート王妃国際コンクール、そしてチャイコフスキー国際コンクールと、ピアノコンクールの3大難関コンクールで優勝、または上位入賞を果たした。国際的な演奏活動も行いながら、たくさんの録音も残した。ピアノ音楽のほとんどすべてに及ぶほど、彼の録音したピアノ曲のレパートリーは幅広い。ピアニストとしての活動に並行して指揮活動も行っている。もちろん彼の演奏するロシア音楽のすばらしさは特筆すべきものがある。