

ウォーク・ザ・ムーンの明るく軽快なオルタナティブロックは、リスナーを踊らせる。オハイオ出身のバンドが奏でる派手なフックは、強力なシンセポップと高速で熱狂的なEDMの原動力とを融合させる。2014年の「Shut Up and Dance」と、ワールドビートの快作「Work This Body」は、聴いているだけで思わず汗をかいてしまいそうになるほど高揚感あふれるナンバー。リードシンガーのNicholas Petriccaによる、スタッカートのファルセットは楽曲に彩りを与え、あらゆるグルーヴを加速させる。たとえそれがエアリーなシンセ主導のスローな「Aquaman」であっても、彼らはスピードを変えてスローにダンスするのだ。常にリスナーをダンスフロアで踊らせる、ウォーク・ザ・ムーンの明るく軽快なサウンドを楽しもう。