Omoinotake

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Omoinotakeについて

「この3人が寄り添い合い、それぞれが最大限の力を発揮することで、Omoinotakeというバンドを輝かせる存在になれる」と、メンバーの福島智朗(B)はApple Musicに語る。Omoinotakeは、島根出身の藤井怜央(Vo/Key)、福島智朗、冨田洋之進(Dr)からなるピアノトリオバンド。藤井と福島は中学時代からのバンド仲間であり、当初藤井はドラムを担当していた。藤井と冨田は同じドラム教室に通う仲間同士。3人はそれぞれに上京し、2012年に東京でOmoinotakeを結成した。バンド名は福島が一番好きな日本語“思いのたけ”をローマ字表記にしたもので、「案が出た瞬間に、めちゃくちゃいいじゃん!って3人で即決した」と藤井は振り返る。 上京後はストリートライブを通して着実に注目を集めるも、自分たちなりのサウンドスタイルを築くまでは試行錯誤があったと藤井は明かす。「僕自身はGOING STEADYやX JAPANのロックに衝撃を受けてバンドを始めたけど、ギターレスということもあり、なかなか思い描く音にはならなかった。そこでシティポップやR&Bの要素を取り入れたら僕らの編成に合うんじゃないかと考え、そこからいろんなジャンルを掘っていきました」。その試みを続ける中で、“踊れて泣ける”音楽を作るというバンドのコンセプトが固まった。そして2020年、テレビドラマ主題歌となった「産声」などが高く評価され、2021年にシングル「EVERBLUE」でメジャーデビューした。 藤井が作曲、福島が作詞を担う“分業制”で楽曲制作している。「僕が煮詰まっている時、エモアキ(福島)から素晴らしい歌詞が送られてくると、それに対していいメロディを付けようと一歩進める。この分業が僕らにとってとてもいい方法だなと思っています」と藤井は説明する。サウンドの方向性は藤井が考案し、そのイメージを受け取った冨田は高いドラミングスキルで鮮やかな色を加えていく。「バンドの超タフな心臓になろうと思っている」と言う冨田は、Omoinotakeが提唱する“踊れて泣ける”音楽の根幹を支える存在だ。2025年リリースのセカンドアルバム『Pieces』ではアフロビートやジャングルなど多様なジャンルを取り入れ、彼らの出自であるロックとかけ合わせることで革新的なサウンドを築いた。 言葉とメロディ、多様なビートを繊細に紡ぐことで、Omoinotakeならではのエモーショナルな音楽が生まれる。1人の力ではできないことが、3人ならできるという事実が、彼らの音楽に輝きを与えている。福島が「バンドの極めて個人的なエピソードをつづった」と語る、2025年リリースの「Pieces」の歌詞には「重なり合えば僕ら どんな色の夢さえも描ける」と、彼らの関係性が刻まれている。

結成
2012年
ジャンル
J-Pop
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