Mrs. GREEN APPLE
Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLEについて

みずみずしく、躍動感いっぱいのロックサウンドで音楽シーンをけん引するバンド、Mrs. Green Apple。5人のサウンドにはキャッチーなメロディが数多くフィーチャーされており、聴く者の心をいつも鼓舞する。その表現は、デビュー当初から次々に新たな音楽性に切り込んでいくことで大胆な変貌を続け、作品の深みも増していった。

バンドの軸であるそのポップなメロディは、リーダーの大森元貴(Vo/G)が小学生の頃に聴いていた、MONGOL800からの影響が大きかったようだ。やがて彼は作曲を始め、バンド活動を経験をした高校卒業後の2013年にMrs. Green Appleを結成。インディーズでの活動期間を経て、2015年にメジャーデビューを果たした。この時期の代表的な曲としてはミニアルバム『Variety』収録の「StaRt」が挙げられ、アップテンポのビートと明快なメロディラインが特徴的なサウンドはこの段階からはっきりと見て取れる。

5人は精力的な制作とライブ活動によって、表現のレンジを拡張していく。2016年発表の「サママ・フェスティバル!」は夏向けのポップソングで、チャートにもランクインするヒットソングとなり、バンドの存在を音楽ファンに大きくアピールすることになった。その後も、ダンスチューン「WanteD! WanteD!」ではEDMを導入したり、映画主題歌の「青と夏」では爽快なギターロックを轟かせたり、「僕のこと」ではアコースティックな歌が徐々に壮大な高まりを描いていくドラマチックな構成力を見せたりと、作を追うごとにサウンドのスケールが進化。2019年、アニメ主題歌に起用された「インフェルノ」ではそんな自分たちの音楽性をさらに洗練させた上で、疾走感あふれる世界を鳴らすことに成功した。こうしたアプローチを続けてきた結果、バンドはロックやJ-Popなどのジャンルを超えたファン層をつかむことになった。

そんな楽曲の中で大森が描く歌詞において、自身の心の孤独感を歌ってきたことは見逃せない。人懐っこい曲調の裏側につづられるその人間くさい心情は、多くのファンの心に寄り添い、そして勇気づけてきた。こうしたコントラストもこのバンドにしかない個性である。

2020年夏、5人は「フェーズ1完結」を宣言し、ベストアルバム『5』でそれまでの活動を総括する。同年の2月で終了した初のアリーナツアーが彼らにとって最後のライブとなったが、それはバンドにとって非常に思い出深い演奏で彩られた空間になった。そして2021年からMrs. Green Appleはフェーズ2に突入、新たな展開が期待されている。

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