Destiny's Child

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Destiny's Childについて

Destiny's Childは、Beyoncéというスターを世界に届けたグループかもしれない。だがこのR&Bレジェンドたちは、彼女の歴史における一章にはとどまらない、もっと重要な存在といえる。1990年、テキサス州のヒューストンで結成されたグループは、大ブレイクのきっかけを狙ってオーディション番組の『Star Search』に応募した。ラップをする6人組の女性グループの名は、Girls Tyme。Beyoncéの2013年のシングル「***Flawless」にサンプリングされている放送の一部を聴いた人なら知っていることだが、彼女たちはオーディションに敗れた。その敗北によって最初のメンバーの再編成と、グループの名前が変更され、1996年、Destiny's Childが誕生した。1998年、セルフタイトルのデビューアルバム『Destiny's Child』が発表され、リードシングルの「No, No, No, Pt. 2」は当時4人組だった彼女たちのヒット曲になった。だが、グループを本当にブレイクさせたのは、セカンドアルバム『The Writing's On the Wall』だった。新たなガールパワーアンセムの「Say My Name」やクラブ向けの「Jumpin', Jumpin'」、全米1位のヒット曲「Bills, Bills, Bills」を世界に届けた。そしてサードアルバムの『Survivor』で、Beyoncé、ケリー・ローランド、ミシェル・ウィリアムスという3人の象徴的なラインナップが固まり、R&Bスーパーグループとしての地位は揺るぎないものとなった。Beyoncéが主に共作で関わったこのアルバムからは、「Bootylicious(ブーティリシャス)」(性的に魅力的なという意味)という言葉が現代用語になっただけでなく、「Independent Women, Pt. 1」と「Survivor」の2曲は失恋や別れをテーマにしたミックステープに欠かせない曲となった。この3作目が2001年に発表されて間もなく、ローランドとBeyoncéは、グループの未来を示唆するようにソロ活動に乗り出した。そして2004年、予言的なタイトルのアルバム『Destiny Fulfilled』がリリースされる。このアルバムを最後に、彼女たちは別々の道を歩むこととなり、忘れ難いダンサブルな一連のシングルをその遺産として残した。そしてファンたちはDestiny's Childの再結成がいつかあることを期待し続けている。

出身地
Houston, TX, United States
結成
1990年
ジャンル
R&B/ソウル
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