ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

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  • Mozart: Requiem, K. 626

ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスについて

ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス(以下CMW)はピリオド楽器とその奏法に特化したアンサンブルの中でも最高峰のものの一つであり、膨大なディスコグラフィを誇っている。1953年にCMWを結成したのは、指揮者でチェリストのニコラウス・アーノンクール。彼の妻アリスが第1ヴァイオリンを務め、アーノンクールの同僚だったウィーン交響楽団の若き演奏家たちが参加した。1957年に最初のコンサートを開いて以降、当時すでに古楽器演奏が盛んだったウィーンにあっても際立ったものであった同アンサンブルの演奏は、音楽シーンにセンセーションを巻き起こした。 レコーディングのキャリアがスタートしたのは1963年。デビューアルバムでパーセルの作品を披露すると、すぐにバロック音楽の鮮やかな演奏が評判を呼んだ。その後、1960年代の中盤から終盤にかけては、バッハ作品の録音を次々とリリースし、1971年から1990年にかけては、鍵盤楽器奏者グスタフ・レオンハルトとのコラボレーションによって、バッハのカンタータや大規模な合唱曲のすべてをレコーディングするプロジェクトを行っている。さらに、その深く豊かな知識を18世紀の音楽の演奏にも生かすべく、CMWは、ハイドンやモーツァルトの楽曲もシャープかつエネルギッシュな演奏で披露するようになった。過去の技法と楽器を使って、音楽に込められた本質的なメッセージを現代によみがえらせることを目的としたニコラウス・アーノンクール。彼とアリスは2015年にCMWを引退したが、後任としてStefan Gottfriedが芸術監督に、Erich Höbarthがコンサートマスターに就任し、アンサンブルの偉大な歴史を未来につないでいる。

出身地
Vienna, Austria
結成
1953年
ジャンル
クラシック

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