ビー・ジーズ

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ビー・ジーズについて

ビー・ジーズといえば、映画のサウンドトラック『Saturday Night Fever』のきらめくディスコグルーヴや甲高いファルセットのイメージがあるかもしれない。だが、彼らは40年にわたって確かなサウンドとスタイルでヒット曲を飛ばし続け、優雅なハーモニーと卓越した楽曲制作を特徴としながら、挫折と復活を経て自らを改革してきた。イングランド北部の音楽一家に生まれたバリー・ギブと二卵性双生児の弟たち、ロビンとモーリスは、10代をオーストラリアで過ごし、1967年にビートルマニアの波に乗るべく帰国。甘く物憂げなヒット曲の数々で、冒険的なサイケポップの探求者としての立ち位置を確立した。初期のフェーズのピークは、プログレッシブロック、ソウル、カントリーを万華鏡のようにミックスした、1969年リリースのダブルアルバム『Odessa』。その後、ロビンのソロ作品のリリースによる短い活動休止期間を経て、兄弟は彼らの音楽的な才能に完璧にマッチしたソウルフルなハイファイポップにたどり着いた。そして、1974年のアルバム『Mr. Natural』での熱いポップや1975年にリリースした『Main Course』での気取ったR&Bサウンドなどに見られるように、ビー・ジーズは音楽的なトレンドを取り入れることをやめ、自分たちがトレンドセッターになった。彼らの思慮に富んだソングライティングは、熱気を帯びたディスコブームに感情的な深みを加え、「恋のナイト・フィーヴァー」や「ステイン・アライヴ」といった楽曲は、そこからの10年間という時代を象徴する豊富なエネルギーと豪華な快楽主義に満ちていた。これらの楽曲は、1977年の歴史的なサウンドトラック『Saturday Night Fever』に収録され、かつてはアンダーグラウンドのクラブシーンにおけるカルト的なサウンドトラックだったディスコの4つ打ちビートを、世界的なメインストリームへと押し上げた。ディスコのきらびやかなライトが消えた後も、3人組は1980年代と1990年代に一連のアルバムをリリースし、その成熟したソウルフルなポップでベルボトムを卒業したオーディエンスを魅了した。彼らのコラボレーションは、2003年にモーリスが、そして2012年にロビンが亡くなるまで続いた。そうして数十年に及ぶ改革を経て、ギブ兄弟は不朽のミラーボールの輝きを放つ作品群を遺したのだった。

出身地
Redcliffe, Queensland, Australia
結成
1958年
ジャンル
ポップ

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