アンダーソン・パーク

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アンダーソン・パークについて

2011年、アンダーソン・パークは無職のホームレスで、生まれたばかりの子どもを抱えて途方に暮れる父親だった。しかし2015年には、ドクター・ドレ―と一緒にスタジオ入りするまでになっていた。運命の逆転とは、まさにこういうことだろう。1986年生まれ、ロサンゼルスから北西に車で1時間のところにある、南カリフォルニアのオックスナードで育ったパーク(本名Brandon Paak Anderson)は、10代になるとバプティスト教会でドラムをたたくようになった。その経験に加え、母親が農産物を配達する車に子どもたちを乗せ、大音量で流していた往年のR&Bを聴いて育ったことによって、彼の音楽性が形作られた。パークはBreezy Lovejoy名義で活動を開始。その後アンダーソン・パークに改名し、インディー作品をいくつか手掛け、ドクター・ドレーのアルバム『Compton』に参加し注目を集めた。その作品でパークは、半分近くの楽曲で共同作曲とボーカルを手掛け、メロウかつ骨太で、なじみがあるのに新鮮なサウンドを駆使してみせた。話によると、『Compton』の制作陣はパークがプロデューサーのKnxwledgeとタッグを組んだユニット、NxWorriesの「Suede」(2015年)を気に入って繰り返し聴いていたという。2016年初頭には、グラミー賞にノミネートされた自身のアルバム『Malibu』を発表。ジャズピアニストのロバート・グラスパーからラッパーのザ・ゲームまで、幅広いコラボレーターをフィーチャーした。続いて2018年末には『Oxnard』がリリースされた。ロサンゼルスのヒップホップシーンには、フライング・ロータスやThundercatなどのアンダーグラウンドヒーローだけでなく、ケンドリック・ラマーまでを含む冒険的なアーティストがいるが、彼らと同様に、パークにも先祖返りと未来の前触れの両方の感覚が備わっている。つまり彼はスティーヴィー・ワンダー風の好奇心あふれるセルフプロデュース型のシンガーソングライターであり、彼のビジョンには1960年代のソウルから2000年代のトラップまでありとあらゆるものが包括されているが、それは個人的なスタイルであるだけでなく、パーク自身が経験してきたブラックミュージックの要約でもある。Beats 1(現Apple Music 1)のホストDJ、Zane Loweとのインタビューで、パークは南カリフォルニアのヴァイブスを取り戻すことについてこう語っている。「昔はリアルなサウンドがあった。それを取り戻したいだけなんだ。(『Oxnard』にあるのは)そういう感覚。つまり、太陽の光、いい天気、きれいな女の子たち、うまい食べ物、そして夜になると、何ていうか、ヤバい連中が現われるっていう」

出身地
Oxnard, CA, United States
生年月日
1986年2月8日
ジャンル
R&B/ソウル

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