

最新リリース

- 2026年1月30日
- 5曲
必聴アルバム
- 真にメロディアスなアルバムとなった『The Head On the Door』で、1980年代初期のゴスのヘヴィネスと決別してから4年。ザ・キュアーは8作目となる本作でポップな直感をより研ぎ澄まし、彼らのビジョンをスタジアムサイズまで拡大させた。 『Disintegration』は切なくディープなメランコリーという、後のUKシューゲイザーやドリームポップにも影響を与えることになる、非凡なムードを探求したアルバムだ。オルタナティブロックの定番曲である「Pictures of You」「Lovesong」「Fascination Street」などは、彼らの楽曲群の中でも特に即効性があり、忘れ難いナンバーだ。しかしバンドは感情を和らげることで、「Plainsong」のようなメジャーコードの曲にも明るさだけではなく、より深く豊かな色合いを与えることに成功している。 ザ・キュアーのキャラクターを決定付けた、以前の殺伐とした雰囲気は本作でも健在だ。しかし今回は、絶望へと身を落とすことが奇妙に歓迎されている。まるでロバート・スミスが、寒い夜には孤独に包まれることだけが、暖を取る唯一の方法だと発見したかのように。そしてその過程で、彼はゴスとゴスのファンをメインストリームへと引き込んだのだ。
- 初期のミニマルに研ぎ澄まされたサウンドから一転、ザ・キュアー独自のサウンドスタイルやバンドの美学と呼ぶべきものが、ついにあらわになった1982年のアルバム。ポストパンクのモノトーンからサイケデリックの極彩色へと、音のバラエティーと密度が増幅。シンセサイザーの分厚いレイヤーとデジタルビートは、フロントマンのロバート・スミスがつづる憂鬱と退廃に彩られた歌詞の、ほの暗い世界観に色気を与えている。ゴスロックを代表するバンドとなった彼らが、ゴスの先を見据え始めた作品でもある。また、本作の制作中にはメンバー間で激しい意見の衝突が繰り返され、その結果、ベースのSimon Gallupが一時脱退した。そんなバンド内の極度のテンションもまた、アルバムの妥協なき完成度につながっている。
アーティストプレイリスト
シングル&EP
ライブアルバム
ベストアルバム、その他
ザ・キュアーについて
- 出身地
- Crawley, West Sussex, England
- 結成
- 1977年
- ジャンル
- オルタナティブ