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- 2026年1月19日
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幾田りらについて
「自分のありのままの姿をさらけ出して書くことを大事にしています」。YOASOBIのボーカル、ikuraとしても活動する幾田りらは、ソロとしてのスタンスをApple Musicに語る。2000年に東京で生まれた彼女は、物心が付くころから歌うことが大好きで、歌手になることを夢見ていた。初めて作詞作曲をしたのは小学6年生の時だったと幾田は振り返る。「卒業したら別の中学校に行ってしまうお友達がいて、その子に何か残るものをプレゼントしたくて、曲を書こうと思いつきました。卒業式の日にギターを担いで学校に行って、式が終わった後にその子のために歌ったら、すごく新鮮に喜んでくれたことを覚えています」。それ以来、幾田は日記をつづるように楽曲を手掛けるようになった。その日その時の思いを残したくてメロディと言葉を紡ぎ、その延長線上にシンガーソングライターとしての活動があった。 中学時代から本格的な音楽活動を始めた幾田は、ピアノ、ギター、トランペットなどの楽器を演奏するマルチプレイヤーとなり、2017年からはアコースティックセッションユニット、ぷらそにかにも参加した。そして2019年、大学1年生の夏に大きな転機が訪れる。コンポーザーのAyaseと共に“小説を音楽にするユニット”のYOASOBIを結成することになったのだ。YOASOBIは2019年にデビュー曲「夜に駆ける」を発表すると社会現象的なヒットを巻き起こし、幾田りらは“YOASOBIのikura”として突如スターへの階段を駆け上がった。そしてそのことは、シンガーソングライターとしての彼女に多大な影響を及ぼした。「ikuraとしての新しい人生も始まり、その活動が自分の予想よりもはるか先まで行ってしまって、自分の心が追いつかない状況が続きました。自分の人生なのに自分じゃないみたいな感覚がずっとどこかにあった」。幾田はその葛藤を「Answer」(2021年)という歌で表した。「このままどこまで歩いていくんだろう」と静かに歌い出すこの曲は、YOASOBIとして初のステージとなるNHK紅白歌合戦出場を控えた時期に制作した。書き終えた時に、彼女は自分の中に変化の兆しを感じていた。「楽曲を手掛ける上で、それまでどこか自分の殻を破り切れていない感覚があったけど、この時は自分の心をさらけ出して書くこととしっかり向き合えた。シンガーソングライターとして新しい一歩を踏み出せたと思いました」 ヒットを連発し国民的アーティストになったYOASOBIの活動は多忙を極め、大学在学中はその課題にも追われたが、それでも幾田は曲を書き続けた。多くの得難い経験が彼女を成長させ、その変化は歌の中に表れた。2022年に発表した「JUMP」には、「期待の数だけ重さは増していくけど/背負えば背負うほどに僕は大きく、強くなる」という力強いフレーズがある。「背負いきれないほどの期待に苦しんだこともあったけど、葛藤を重ねる中で、すべてに完璧に応えようとしなくてもいいんだということに気付いたんです。自分なりに正解だと思う道を真っすぐ進んで、後から振り返った時になにか結果が出ていれば、それが正解だと思えるようになりました」。こうして彼女が歩いた激動の日々は『Sketch』(2023年)というアルバムにとじられた。 さまざまなアーティストとコラボレーションし、アニメ作品の声優も務めるなど、活躍のステージを広げる幾田りら。日記のようにつづられる歌は途切れることなく続いていく。「一緒に歩んでいくチームがいて、多くの人とつながりながらいろんな経験をさせていただいて、それが自分の蓄えになっている。私はこれからもずっと自分の心がワクワクする楽曲を作り続けながら、自分の可能性をたくさんの形にして、夢をかなえていきたいと思っています」
- 出身地
- JP
- 生年月日
- 2000年9月25日
- ジャンル
- J-Pop