ルーペ・フィアスコ

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ルーペ・フィアスコについて

鋭く自信に満ちたフロウを兼ね備えた素晴らしいリリシスト、ルーペ・フィアスコは2000年代の半ばにシーンに登場して以来、徐々に複雑化しながらも価値を増していく二面性のあるキャリアを形成してきた。1982年にシカゴで生まれたラッパーであるフィアスコ(本名Wasalu Muhammad Jaco)は、ポップスターになると同時にコンシャスラップのカルト的ヒーローになることに成功し、ニーチェの引用、ヨガのメタファー、過剰なヒップホップカルチャーなどを平然と語りつつ歩んできた。フィアスコは18歳のころ、父親の地下室で、フリーマーケットで手に入れたミキシングボードとたくさんの中古のレコードを手に曲作りを始めた。その中で最終的に彼がインスピレーションを見出したのは、NasやWatts Prophetsといったアーティストたちが行っていた、思慮深い叙情主義とジャズの融合だった。2000年代の初期はメジャーレーベルとの契約がなかなかうまくいかなかったが、ジェイ・Zが彼のメンターとなり、カニエ・ウェストのアルバム『Late Registration』での「タッチ・ザ・スカイ」の印象的なバースが世間に知られるようになる。そして彼のデビュー作『Food & Liquor』は、2006年に最も待望のアルバムの一つとなった。このアルバムと2007年のセカンドアルバム『Lupe Fiasco's The Cool』でのフィアスコのバースには、たくさんのアイデアが詰め込まれ、彼の好きなスケートボードといった日常の小さな幸せや、迫り来る終末についての考えが巧みに披露されている。そして長いレーベルとの争いの末にサードアルバム『Lasers』が発表された時には、彼は以前にも増してシネマティックで、野心的なアートを提示しカルト的なフォロワーたちを喜ばせた。また、ストリングスをフィーチャーし、何層にも音を重ねた2015年のアルバム『Tetsuo & Youth』は、鮮やかなフロウを詰め込んで、商業的にも批評的にも再び成功した作品となった。繰り返し聴くことによって内容があらわになる深みを持ったフィアスコのアルバムは、数々の大きなアイデアに怯むことなく挑んできたアーティストの姿を象徴しているのだ。

出身地
Chicago, IL, United States
生年月日
1982年2月16日
ジャンル
ヒップホップ/ラップ
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