チャーリー・ヘイデン

- He's Gone Away
- Beyond the Missouri Sky (Short Stories) · 1997年
- ホエア・キャン・アイ・ゴー・ウィズアウト・ユー
- ジャスミン · 2010年
- Go Down, Moses
- Steal Away · 1994年
- The Moon Is a Harsh Mistress
- Beyond the Missouri Sky (Short Stories) · 1997年
- オー・プリヴァーヴ (Live at Enjoy Jazz Festival, Christuskirche, Mannheim / Nov. 5, 2007)
- Long Ago and Far Away (Live) · 2018年
- Everything Happens To Me
- Last Dance · 2014年
- Goodbye
- Last Dance · 2014年
- フォー・オール・ウィ・ノウ
- ジャスミン · 2010年
- 月とてもなく
- ジャスミン · 2010年
- ワン・デイ・アイル・フライ・アウェイ
- ジャスミン · 2010年

Nocturne

Nocturne

キューバとメキシコのボレロに、チャーリー・ヘイデンのオリジナルを加えた作品集。チャーリーのベースとピアノのゴンサロ・ルバルカバ、ドラムのIgnacio Berroaによるトリオ構成を基本にしながら、Federico Britos Ruiz、ダヴィッド・サンチェス、ジョー・ロヴァーノ、パット・メセニーという豪華プレイヤーを召集してメロディアスなサウンドを繊細に紡ぎ出してゆく。パット・メセニーとチャーリー・ヘイデンがコラボレーションした傑作「Beyond the Missouri Sky」の感動がみずみずしくよみがえるナンバー"Noche de Ronda"をはじめ、名曲・名演奏が詰まったメロウなアルバム。くつろいだセッションから生み出されたロマンティックなサウンドは、夜想曲集というタイトルにふさわしく、都会の夜を艶やかに彩る。
Beyond the Missouri Sky (Short Stories)

Beyond the Missouri Sky (Short Stories)

パット・メセニーとベース奏者チャーリー・ヘイデンによるデュオ。ミニマムな編成へのこだわりを方向性とするように、2人の嗜好が色濃く反映されている。とりわけスポットが当たるのは、ヘイデンの個性。冒頭に彼のオリジナル曲、ラストに息子が書いた曲を置き、中間にはヘイデンが影響を受けたカントリー系のパイオニアThe Delmore Brothersの"Precious Jewel"で全体の軸を整える。アルバム後半に映画『ニュー・シネマ・パラダイス』のテーマを2曲持ち込むことで映像的な余韻も残している。
The Ballad of the Fallen

The Ballad of the Fallen

チャーリー・ヘイデンが、反戦などの政治的メッセージを音楽で表現し、世界中のジャズファンに衝撃を与えた1969年の初リーダー作「Liberation Music Orchestra」の精神を引き継ぐ作品。13年の時を経た1982年、ECM Recordsで第2弾が録音された。前作同様、カーラ・ブレイが編曲を手掛け、当時の彼女のバンドに、ドン・チェリー、デューイ・レッドマン、マイケル・マントラーら、前作にも参加したメンバーが客演。本作もスペインの市民戦争で歌われた曲やエルサルバドルのフォークソングなど、政治的なメッセージが込められたナンバーのほか、"Silence"や"La Pasionaria"など、ヘイデンの代表曲をフリージャズのイディオムに基づいた力強い集団即興で演奏。その真摯なサウンドが深い感動をもたらす。