ウィズ・カリファ

ウィズ・カリファ

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ウィズ・カリファについて

世の中には、世界を征服したいと思っているラッパーもいる。しかしウィズ・カリファが求めているのは、ただ金を稼いで、女の子たちに会い、そして体が耐えうる限り出来るだけたくさんハッパを吸うこと、それだけだ。最初から彼にはどこか落ち着いて、のんびりした感じがあった。例えば「No Sleep」や「Work Hard, Play Hard」、そして「Mezmorized」といった楽曲のように、彼の音楽を形成する“生きる喜び”は、さながらパーティーのようだ。もしくは「Black and Yellow」で、本人が「ハイになってトリップするだけ、それがリアルなラップだ (Get fly and take trips and that’s that—real rap)」とラップしているように。軍人の家庭に生まれたウィズ・カリファ(本名はCameron Thomaz、1987年生まれ)は、幼少期の大半をあちこち転々とし、最終的にペンシルベニア州ピッツバーグに落ち着いた。2005年ごろにはミックステープをリリースし始め、2011年にデビューアルバム『Rolling Papers』のブレイクの時には、すでに多くのアーティストとのフィーチャリングをこなしていた。デビューから音楽のジャンルには固執しなかったらしく、クラブミュージックや壮大なメジャーポップをヒップホップと混ぜ合わせる柔軟なスタイルで、マルーン5やチーフ・キーフとの共演を実現させていった。また彼の代表的な楽曲を手掛けているのが、STARGATEやベニー・ブランコ、ブルーノ・マーズのプロダクションチームThe Smeezingtonsといった、ラップ畑ではないポッププロデューサーたちというのも特筆すべき点だ。2015年に発表したチャーリー・プースとの共演曲「See You Again」でポップの頂点に立った後、近年ではややトーンを落とし、デビュー作の続編となる『Rolling Papers 2』、ニューオーリンズを代表するMC、カレンシーとの爽やかな共作アルバム『2009』をリリース。その後、2020年には『The Saga of Wiz Khalifa』を発表した。

ジャンル
ヒップホップ/ラップ

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