常に進化を続けるNCT 127が、6作目のフルアルバムで新しいサウンドを創造する。リーダーのTAEYONGが入隊中であるにも関わらず、予告動画では残された8人のメンバーそれぞれが“WALKING=歩み”をテーマに語り、仲間と一緒に歩んできた道を振り返りながら今後も歩き続けることの決意を述べ、9人のメンバーとファンとの絆の深さを感じさせた。そしてリリースされたアルバムには、多彩なジャンルのチャレンジングなサウンドをまとった全11曲が収録された。リード曲の「WALK」は、ブーンバップスタイルのドラムにレトロなギターリフ、2000年代初頭の雰囲気をまといながらもシンセサウンドを組み合わせたアグレッシブなヒップホップナンバー。メンバーたちの伸びやかな歌声もクールさを漂わせる。他にも、ジャジーなサウンドにダイナミックなボーカルが映える「Orange Seoul」や、エレクトロニックトラップとヒップホップを融合した「Gas」など、さらに進化を遂げたNCT 127を体感できる楽曲が並ぶ。メンバーそれぞれの歩みがグループとして一緒に進む時、それは一つのリズムとなり新たな物語を生み出していく。そして一緒に歩くことにより一人よりも遠い場所を目指す。本作にはそうした9人のチームによる冒険心があり、彼らの自信に満ちた新たな旅を予感させる。