Such a Funky Thang!

Such a Funky Thang!

“ファンキー”という言葉とその感覚を日本の音楽シーンに広く知らしめた久保田利伸による、1988年リリースのサードアルバム。往年のソウル/ファンクへの憧憬(しょうけい)を抱く一方で、アメリカのシーンの最新モードも同時に取り入れた作風が彼のサウンドの特徴だが、今作はその後者の部分がより強調された意欲作だ。自身初となったLAでのレコーディングは、アメリカのファンクバンド、キャメオの作品への参加で知られるRod Antoonとの共同作業や、マイケル・ジャクソンやスティーヴィー・ワンダーが使用して“時代のサウンド”となったシンセサイザー、シンクラヴィアの全面的な導入など、さまざまな面で彼の志向が強く表れ、大きくスケールアップ。それらが“ファンキー”という言葉と感覚の下で一つの作品として結実した仕上がりだ。自ら出演したテレビCMに使用されたアップテンポなファンクの「Dance If You Want It」、シンガーとしての豊かな表現力とソングライターとしての確かな才能が遺憾なく発揮されたソウルバラードの「Indigo Waltz」など、彼のキャリアを代表する名曲を数多く収録。

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