PLAY

PLAY

これまでの歩みが到達点へと結実した、3部作の最終章となる日本ファーストフルアルバム。2023年の初作品『Masterpiece』では“美術”を、2024年の『HAUTE COUTURE』では“ファッション”をテーマにしてきた彼女たちが、今作で表現するのは“演劇”。幸運を象徴する紙吹雪をモチーフにした「Confetti」で華やかに幕を開け、意味深なムードで引き付ける「Hmm」、神秘の深淵(しんえん)へ誘う「Deep Eden」へと向かう流れは、舞台の熱気をそのまま浴びているかのような刺激に満ちている。切れ味鋭いグルーヴで貫かれた各メンバーのソロ曲も極めてクール。近寄り難いほどの気品を放つ楽曲に心を奪われたり、いたずらなまなざしにドキッとしたり、柔らかく寄り添うメッセージに胸を震わせたりと、3人の映し出す光景に見入ってしまう。美しくミステリアスなMISAMOならではの世界観の成熟を感じさせ、3部作のフィナーレを印象深く刻み込んでいる。