1990年代中期のエレクトロニックミュージックのイノベーションはフランスから起こった。ダフト・パンクがファーストアルバム『Homework』を引っさげて登場したのだ。ディスコっぽいファンキーなリズムと、フィルターの開閉を利用した特徴的な音作りで、あっという間にシーンの話題をさらった。ダフト・パンクの登場がなければ、その後フォロワーを含めて熟成されていったファンキーなダンスミュージックの系譜は生まれなかっただろうし、2000年代のフレンチエレクトロもおそらく存在しなかっただろう。本作『Homework』はそれだけ大きな影響力を持っていた。「Da Funk」「Around the World」「Burnin’」といった、ダンスフロアやラジオを沸かせたヒットチューンだけでなく、どの楽曲にも明確なキャラ付けがされており、楽曲単体としてもアルバム全体としても恐ろしいほどの完成度を誇っている。世界中でのビッグセールスもうなずける出来だ。
ディスク1
ディスク2
ミュージックビデオ
- 2007年
- ケミカル・ブラザーズ
- ミスター・オワゾ
- セバスチャン