椎名林檎が東京事変での活動と並行して発表した、バイオリニスト/作曲家/編曲家の斎藤ネコとのコラボレーション作品。椎名が映画『さくらん』の音楽監督を務めたことから発展したプロジェクトで、弦楽器を含むオーケストラを従えての演奏が主体となっている。映画音楽やミュージカル、あるいは往年のビッグバンドジャズに通じる世界観で、"茎"や"意識"のようなファンにおなじみの楽曲に加え、ローズマリー・クルーニーの"パパイヤマンゴー"や兄の椎名純平とデュエットした先行シングル"この世の限り"など、まさにスタンダードなカバー集の趣となっている。2007年に発表された、ラグジュアリーな彼女の側面を堪能できる特別な作品。
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