GROOVIN’

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1986年のデビューアルバム『SHAKE IT PARADISE』で“日本産のR&B”という新たな地平を切り開いた久保田利伸が、その方向性をより拡大し、追求した1987年のセカンドアルバム。往年のソウル/ファンク/ディスコへの愛情と憧憬(しょうけい)を強く感じさせる一方で、ヒップホップ/ニュージャックスウィングといったアメリカのシーンの動向にも敏感に対応するスタンスも維持し、そして日本語のポップミュージックとして機能するR&Bという世界観が見事に体現されている。ミネアポリスサウンドの影響が色濃く感じられる「ダイヤモンドの犬たち」、ヘヴィなサウンドが印象的なミディアムテンポ・ファンクの「薄情 LOVE MACHINE」、爽やかなノーザンソウル風の「永遠の翼」、メロウなグルーヴが心地よい「一途な夜、無傷な朝」など、オーセンティックなスキルとフレッシュな感性を兼ね備えた久保田利伸ワールドが堪能できる。

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