天才の愛

くるり

天才の愛

自由奔放なくるり流ストレンジポップが咲き乱れる、2年半ぶりのオリジナルアルバム。明治期の壮士演歌をアップデートさせたような、コミカルで風刺的な「益荒男さん」。高度経済成長期の日本万国博覧会をインスピレーション源とし、急進的かつダイナミックに躍動するジャズ/ファンクのエネルギーを注ぎ込んだ「大阪万博」。そしてエレクトロニックでゆったりとしたグルーヴの中で物憂い心象をありありと描き出す「I Love You」など、豊かな表現力と知識をベースに、ユニークで多彩を極める楽曲の数々を描き出している。また、リリース発表の直後に脱退が報じられたファンファンによるトランペットは、時ににぎやかに、時にたっぷりと情緒をにじませるように響く。その音色は「野球」や「less than love」といった楽曲の中において、くるりの音楽への冒険心を裏付けるように、鮮やかに色づいている。

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