スラッシュメタル/ハードコア由来のギターサウンドと重心の低いファンクのリズム、さらにアジテーションするラップを組み合わせた闘争心むき出しのオルタナティブバンドとして登場した、彼らをスターの座に引き上げたセカンドアルバム。初のセルフプロデュース作品でもあり、前作にあった荒々しい衝動よりもファンク色が前面に。その分、曲にメリハリがついてZach de la Rochaのラップにも十分なスペースが与えられている。一方でトム・モレロのギターワークも、名リフメイカーとしての面目躍如。音を細かくチョップするスイッチ奏法やレコードのスクラッチのような音など要所要所でエレクトリックギターらしからぬサウンドを手掛け、ギターマニアをうならせる。
オーディオエクストラ
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