アリアナ・グランデのサードアルバム「Dangerous Woman」は、メイシー・グレイ、ニッキー・ミナージュ、リル・ウェイン、フューチャーといったフィーチャリング・アーティストに象徴されるように、R&B/ヒップホップ色が前2作よりも色濃く出ているのが特徴。彼女の歌声も、そうした方向性に呼応するように今まで以上にソウルフルで、"Let Me Love You" のような静の部分と "Into You" のような動の部分を行き来するダイナミックな表現力が楽しめる。デビュー当初のはじけるようなポップネスや、一聴してヒップに感じられる最先端のビートは控えめになった分、深く長く聴くことができるタイムレスな魅力を持った作品に仕上がっている。
その他のバージョン
- Apple Music
- マディソン・ビアー