Components

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60年代に台頭する新主流派の新鋭を集めた、ボビー・ハッチャーソンのBlue Noteレーベルによる2作目。モーダルな演奏が光る前半とフリーな後半の対比が面白い。メンバーはフレディ・ハバード(Tp)、ジェームス・スポールディング(A.Sax/Fl)、ハービー・ハンコック(P)、ロン・カーター(B)、ジョー・チェンバース(Dr)。クールで都会的な印象は前半4曲に一貫するものだが、はつらつとしたソロが聴ける"Components"、可憐な美しさの人気曲"Little B's Poem"といったナンバーが光る。ジョー・チェンバース主導による後半4曲のアブストラクトな演奏もスリリング。アルバム最後を飾るリリカルな小品"Pastoral"も、短い演奏ながら深い余韻を残す。