Montara

Montara

ボビー・ハッチャーソンのBlue Noteレーベル後期の作品では、マスにアピールする親しみやすい音楽性が魅力。中でも本作はラテンフュージョンの名作としても知られる1970年代を代表する作品だ。ラテンジャズの名ピアニストであるエディ・カノや、ウィリー・ボボを筆頭とする多数のパーカッショニストをフィーチャーして熱いセッションを展開。だが、ビブラフォンという楽器の特性と理知的なハッチャーソンのプレイゆえにサウンドはヒートし過ぎず、あくまでもクールだ。注目のナンバーは"Montara"。エレピとマリンバが織り成す涼しげな音色と魅惑のメロウグルーヴは、スチャダラパーの大傑作"サマージャム '95"の元ネタ。サンタナもピックアップしたティト・プエンテのごきげんなカバー"Oye Como Va"も収録されている。

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