

エチオピア出身の音楽家で、エチオピアの伝統音楽とジャズを融合させたエチオジャズというジャンルを生み出したMULATU ASTATKE。本作は、1960年代後半から1970年代半ばに録音した楽曲を集めた1998年リリースの編集盤。主に自国のレーベルAmha Recordsからの「ETHIOPIAN MODERN INSTRUMENTALS HITS」と「Ethio Jazz」の2枚のアルバムから選曲されている。ジム・ジャームッシュ監督の映画に使用されて話題となった"Yèkèrmo Sèw (A Man of Experience and Wisdom)"や"Gubèlyé (My Gubel)"、社会的メッセージを込めた"Yèkatit (February)"、モンゴ・サンタマリアらアメリカのミュージシャンと共演した"Dèwèl (Bell)"など、彼のキャリアを代表する楽曲が勢ぞろい。このアルバムをきっかけに、ASTAKEの名はジャンルの壁を超えて知れ渡り、再評価へとつながった。アフリカのエキゾチックなメロディとラテンのリズムが融合した、唯一無二のサウンドを体験しよう。