Angles

Angles

2001年にリリースした「Is This It」でロックンロール・リバイバルと呼ばれるムーブメントを起こした the Strokes。彼らがそんな衝撃のデビューから10年後にリリースした4thアルバム「Angles」は、U2 や Bjork を手がけた Joe Cicarelli をプロデューサーとして起用して制作され、ボーカルである Julian Casablancas がバンドのレコーディングに立ち会わず、別々に録音されたという。そのせいか前作である3rd「First Impressions Of Earth」ではなく、Julian のソロ「Phrazes For The Young」の系譜ともいえる印象だ。Mystery Jets を思わせる80年代風 “Two Kinds of Happiness”、ニューウェイブ的な “You're So Right” などの新機軸が見られるが、最も注目すべきはリード・ソングとなった “Under Cover of Darkness” だろう。バンドの初期のサウンドを彷彿とさせるこの曲は切なく、しかしどこまでも伸びやかに響く。