

「愛と想いにあふれたアルバムになっています」。OKAMOTO’Sのボーカル、オカモトショウは、10作目のアルバム『4EVER』についてApple Musicに語る。2024年、デビュー15周年の節目を迎えたOKAMOTO’Sはそれまでになく大きな壁と向き合っていた。春にハマ・オカモト(B)が体調を崩して活動を休止することになり、4人そろっての活動が難しくなったのだ。「ハマくんが一度バンドを休んだことをきっかけに、15年間で初めて『もしかしたらバンドが続けられなくなるかもしれない』という危機感と対峙(たいじ)しました」。休養に必要な期間がどれほどになるのか誰にも予測できなかったが、多くの人に支えられて過ごした日々はメンバーたちにとって忘れられない大切な時間となった。そしてハマは同年秋、バンドが47都道府県を回るツアーに乗り出すタイミングで復帰。4人は改めて、メンバー全員で音楽を奏でられることの喜びを心の底から感じ合い、全国のリスナーたちと感動を共有した。本作に収録された「Song 4 You」はツアー中に先行公開され、各地のステージを熱く盛り上げるアンセムとなった。 「4人の絆やファンへの愛を改めて言葉にして表現したいタームで、このタイトルにしました」。“フォーエバー”と読むアルバム名についてショウは説明する。愛と絆は人の心の支えとなるものだが、それらを守り、育てたいからこそ苦悩や葛藤も生まれる。本作にはそうした困難に立ち向かう心もしっかりと描き込まれ、同じ時代を共に生きるリスナーに勇気を与える。なお、メンバー4人が最高の笑顔を見せるカバーアートの写真はハマが撮影したもので、その表情が彼らの心境を何よりも雄弁に語っている。ここからはショウに全曲の解説をしてもらおう。 ありがとう 今まで作った歌の中で一番大きくてシンプルなメッセージの曲になりました。愛してる人に愛を伝えること、大好きな人に言葉にして感謝を伝えること、どれも自分が元気でバンドをやれているからできる、”当たり前"じゃない"奇跡"だと思っています。 4EVER 誰だって完璧じゃない、その完璧じゃないところに引かれ合うものだ、という愛の真理について書いた曲です。佐橋(佳幸)さんと作ったストリングスも効いてる最強のアンセムです。 Greatest World コウキ(G)とレイジ(Dr)で書いた曲で、コウキがメインボーカルをとっています。コウキは本当に人の心の柔らかいところを歌にするのが得意で、この曲は俺のお気に入りです。 Continue コウキが歌詞を書きました。続けることがどれだけ大変か、でもその中でしか見られないものがあるからやめられないんだという現在進行形での、自分たちの音楽愛の歌です。 Skit 1: Get loaded これは実際のライブでの俺のMCです。今の自分たちのリアルな想いと言葉を、アルバムの中に歌詞以外の形でも込めたくて入れました。 LOAD この世の無情と、そこに抗う人たちのことを歌いました。“We all know what we all want”なのに手に入らない、だから走り続ける。 Cheep Hero ヒーロー不在の世の中であがく俺たちのオルタナティブで激しいブルースです。ロックのいいところの8割ってこういう、ただのエネルギーの塊みたいな曲に宿ってますよね。 よくないね コウキとショウのデュエット曲です。“いいね”がこんなにあふれた社会にあえて提案する“よくないね”、ひねくれたOKAMOTO'Sらしいユーモアに満ちた曲です。 Where Do We Go? アニメ『Dr.STONE』のテーマソングです。アルバムの中だと一番昔に録った曲ですが、今回マスタリングの時にテープを通したら音がまたさらにカッコ良くなりました! 思えばこの曲以降、愛の歌が増えました。“どこだとしても愛がなくちゃ意味もないさ”という歌詞通り。 カーニバル (4EVER ver.) OKAMOTO'Sには珍しくアコースティックナンバー。シングルにカップリングとして収録していましたが、アルバムにはエレキギター諸々足したバージョンを入れました。 Skit 2: Nothing can challenge this love これも「Skit 1」に引き続きライブのMCです。ライブでも実際「この愛に敵うもんはない」の前に話してる言葉を入れました。 この愛に敵うもんはない アニメ『アンデッドアンラック』のテーマソングです。俺史上最強のラブソングを作れました。全人類に聴いてほしいです。 Song 4 You この15年間、俺たちが残してきた宝物のような曲たちのタイトルを歌詞に入れました。これまでがあるから、これからがある。それを聴いてくれるあなたと一緒に共有できたら、そんな素敵なことないよね。