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「2018年から、俺はシーンを盛り上げてきた。地元からヨーロッパ、アメリカ、さらにザンテでも。シーランと共演して、アシャンティとステージに立って(Since 2018, I brought life to the game. From the M-Town, Europe, States, even Zante. Cooking up with Sheeran, on stage with Ashanti)」と、Aitchは「STRAIGHT RHYMEZ 2」でラップする。 それは、Aitch(本名:Harrison Armstrong)がセカンドアルバム『4』で披露する、いつもどおり自信に満ちあふれたバースの一つだ。マンチェスター出身のラッパーとして、彼は2022年の『Close To Home』以降、音楽シーンが変わっていくのを目の当たりにし、『4』はその変化を反映している。「1作目の頃から音楽は大きく変わったし、俺は世界一イケてるラッパーに見られようと必死にならずに、かといってみんなが混乱し過ぎないような、ちょうどいいバランスを探ってたんだと思う」と彼はApple MusicのDottyに語る。「3分半の曲を2分に短縮しながら、自分の言いたいこともちゃんと伝える中間点を見つけたんだ」 その効果は、アルバム全体を通して、彼のバースを支える概して筋肉質なビートにまで及んでいる。Aitchは『4』を、過去の心のこもったパーソナルな曲、例えば妹へのトリビュートでありエド・シーランが参加した「My G」のような作品からの脱却と捉えている。これは多くのものを与えてきた後で、ようやく報いを得て、それを楽しんでいる男のサウンドだ。 「前作はもうちょっと弱さを見せたアルバムで、誰も知らなかった俺の一面を見せたと思う。昔の俺は、いつもパーティーすることばかりラップしてる奴で、そういう人間でいることに飽きてしまった。それで『Close To Home』は、『みんなにハリソンのことを知ってもらおう、“My G”みたいな曲をやろう』って考えながら作った。でも今作は、『ヤバいラップチューンを詰め込んでやったよ。またな』って感じ」と彼は言う。 これほど完成度の高いアルバムを作り上げ、「TEST」ではAJトレーシーと、「LOCKED IN」ではTameraと、「LUV?」でAnne-Marieとのコラボレーションも実現させた今、Aitchにまだ証明すべきものが残っているとは信じがたい。 「俺はいつだって自分のスタイルを信じてきた」と彼は言う。「そういうちょっとオールドスクールなエネルギーを注ぎつつ、ラップやヒップホップの感覚をみんなに感じてほしかった。本気で自分を疑ったことなんか一度もないよ」

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