Celosia

Celosia

「たくさんライブをしたり、楽曲を制作したり、ラッパーとしての生活を続ける中で感じたことをそのままラップにしています」。スキルフルでドープな東海のヒップホップを体現し続ける名古屋のラッパー、Campanellaは、5年ぶりのフルアルバム『Celosia』についてApple Musicに語る。小箱のクラブからアリーナまで、全国各地で多数のライブをこなす彼は、本作でC.O.S.A.、鎮座DOPENESS、仙人掌、Daichi Yamamoto、KID FRESINOといったシーン屈指のラッパーたちをフィーチャー。研ぎ澄まされたスキルと彩り豊かなリリシズムと共に、日常に根差したストリートアートとしてのヒップホップを更新し続けている。 「多くのビートはライブDJをしてくれているshobbieconzが手掛けていて、他にはRamza、Free Babyronia、STUTS bandの協力を得て、自分の中でも納得できる作品になりました」。リリックにちりばめられたネームドロップからは、彼が影響を受けた音楽の幅広さと奥深さが感じ取れる。エレクトロニカやダブテクノ、ベースミュージックを横断する先鋭的なバウンスビートのクールな響きは、光を求めて紡がれる言葉の温かみを際立たせている。「『Celosia』は自分の腕に彫っているタトゥーでもあり、その花言葉も気に入っているので、今回のアルバム、ツアーのタイトルにしました」。 「希望」や「感謝」など、色によって様々な花言葉を持つケイトウ。腕に咲く花に込められたポジティブなメッセージを象徴するように、浮遊感のあるグルーヴが見慣れた日常に輝きをもたらす「moyai」、盟友たちとの思い出を希望に変える「HANABI」など、聴き手の背中を押す楽曲が並ぶ。そんな力を宿した本作について、ここからは本人に全曲の解説をしてもらおう。 De la waya クラブでRamzaがこのビートを流していて、すぐに「この曲をください」とお願いしに行った。頭取れるかと思った。 2001 ホテルエクセレント恵比寿に思いを馳せる人々へのバンガー。言いたい事だけ。 Monarch (feat. C.O.S.A.) C.O.S.A.が隣にいると自分も大きくなれる気がする。シンプルにラップとビートで上げる。 concent (feat. 鎮座DOPENESS) どんな手段でも目的地に突っ込んでいくという姿勢。旅の中で生まれた曲。鎮さんを誘った。 dojo ライブの移動中に書いた曲。“そっちがそっちでやってんだったら…”というのは日本酒を始めた奴ら。 SOFT (feat. 仙人掌) 何かっぽい曲とかはあまり作りたくないけど、これに関してはクリプスが頭にあって、それを英雄くん(仙人掌)がラップにしてくれた。 TYRON Freestyle 何も考えずに言葉を並べていった。TYRONはスロウタイの事。 moyai 自分が音楽を続けている理由。すごく大切な曲です。 Hero (feat. Daichi Yamamoto) 同じヤマモトのヒーローとしてだいちゃん(Daichi Yamamoto)に参加してもらった。本当にいつも助けられてる。 Celosia アルバム完成直前まで作業をしていて、東京のホテルで書いた曲。友達の昔のリリックが今も引っかかっていて、まだまだ自分の音楽には葛藤があるな⋯と感じた。 HANABI 花火が好きで、そんな感情を曲にした。大切な人たちに向けた曲。 fevrier 9th 自分だったらこの流れでタイヘイ君(TAIHEI:Suchmos、賽)のピアノが聴きたいな⋯と思ってお願いしました。 Bollard (feat. STUTS band) STUTS bandは最初のツアーから参加させてもらっていて、いつか一緒に曲が作りたいなと思っていたら叶った。セッションが楽しかった。 supaflat (feat. KID FRESINO) 誰も追いつけない最高にイケてる曲を作るということが自分の音楽を続ける理由だけど、そんなときによく佐々木(KID FRESINO)を誘ったりする。