BAD MORNING - EP

BAD MORNING - EP

「朝弱いからバッドモーニング」。SATOHのLinna Figg(Vo)はEP『BAD MORNING』の着想をApple Musicに語る。混迷する時代を風のように駆け抜けるSATOHの新境地を示す本作は、矛盾で頭をいっぱいにしながらもスニーカーをつっかけて走り出すような「Paradox」で幕を開ける。続く「暴竜」では竜のように荒々しい衝動を解き放ち、「新時代」では口の中に血の味を感じながらさらに突き進む。そして「ニュータウン」では「足は眠ってなお歩いていた」と極限を超えていく。Linnaは「朝イチのシェーバーとか目覚まし時計みたいなバキッとしたEPにしようと思った」と明かす。 ギターロックとヒップホップの鋭さを掛け合わせたサウンドは、SATOHのシグネチャーとしてさらに強度を増している。リリックには鮮烈な言葉が並ぶ一方で、真意をつかませない感覚も漂う。Kyazm(G/Manipulator)は「タイトルを決めるために、10秒以内に思いつく単語を答えるゲームをLinnaとやった」と振り返り、「そこからはまったく採用されないで『BAD MORNING』になった」と続ける。2人は眠らない精神と寝不足の体を抱え、なおも走る。そしてラストナンバー「young boy」では「眠れない 腕時計とおれのlifeを張ったかけっこ lets go!」と、物語が現在進行形で続いていることを示す。SATOHの“今”をむき出しで刻みつける本作について、ここからは2人に全曲の解説をしてもらおう。 Paradox Linna:どうしようもないことってあると思うけど、感傷していても仕方ない。全部振り切っていくイメージ。 暴竜 Kyazm:この曲ができてからしばらくLinnaが“あばりゅうあばりゅう”うるさかった。みんなも口ずさむ事になると思う。 bad morning skit Linna:そのまんまです。POV。 新時代 Linna:2025年の年末はずっとこの曲作ってた。レコーディングしてもあんまりしっくりこなくて、アレンジとかバースとか全部練り直して元旦に完成した。めでたい。 ニュータウン Linna:ニュータウンの朝にだけする匂いってあると思う。コンクリの上を緩く風が吹いて、それがシャツと肌の間を通っていって、少しヌクっとしてて軽い感じ。だんだん空が明るくなってくる頃に聴いて。 young boy Linna:何か選択するたびにたくさんの友達と別れてきた。会いたいやつは多い。けど今は真っすぐ行こう。

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