主役を務めた同名のオリジナルミュージカルのために作られた楽曲から、より発展させたコンセプトアルバムとなっている。このミュージカルは阿木燿子による脚本で、百恵の引退と世界の終末を重ねて描かれた物語。「海から雫へ」では天地創造が描かれ、「WHO」では愛を求める心の内が歌われるが、テーマがテーマだけに全体に壮大なアレンジが施されている。そしてアルバムと同日にシングルカットされた「さよならの向う側」は、後にファイナルコンサートのアンコールのラストや最後のテレビ出演で歌われるなど、彼女の歌手生活の終わりを飾った曲として認知されることとなる。またジャケットは、篠山紀信による写真を横尾忠則がデザインして仕上げられた。
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