ユンディ:春節のとき

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ユンディ:春節のとき

ユンディは史上最年少の弱冠18歳にして、かのフレデリック・ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝した世界的に有名なクラシックピアニスト。彼はユニークで詩的かつロマンチックなスタイルで知られている。Apple Musicは新年を迎えるにあたってユンディを招き、ここでしか聴けないプレイリストや春節の思い出を共有してもらった。 「春節は家族の再会と新たな始まりを意味します」 というユンディは、子どもの頃、春節にまつわる一番の楽しみは小さな袋に入ってくることを知っていた。「僕が大好きな新年の思い出といえば、中国の子どもたちが親からもらう"ラッキーマネー"。子どもの頃はいつも楽しみにしていました」と語る彼。 世界ツアーで大忙しのユンディだが、春節に不可欠なものに時間を割くようにしている。「僕の個人的な春節の伝統は、中国の餃子を食べること。中国では大晦日に家族が集まって餃子を食べるんです。大人になるにつれて、時には旧正月の大晦日に仕事をしなければならず、家族と集まることができないときもありました。餃子は家族との貴重な時間を思い出させてくれます」。 今年の彼は、クラシックの作品とお気に入りのポップソングからなるプレイリストでお祝いする。どちらも春節への個人的な思い入れを等しく詰め込んだものだ。「僕にとって春節にはいくつかの意味があります。それは家族、希望、幸福です。僕が選定したものは、聴いたときにそんな気持ちが湧くような楽曲です。僕のプレイリストはいつも特定の時期がタイトルになっているのですが、このプレイリストは僕にとっての"春節の時"なのです」。 彼のプレイリストはもちろん、ショパンからスタートする。実は今年はショパンを祝福する特別な理由があるそうだ。「2020年の春節における僕のテーマソングは、ニューアルバム『Chopin Piano Concertos』なのです」。 彼のプレイリストには他にも、マーラー、バッハ、ベートーヴェン、シューベルトの名曲や、フェイ・ウォンやJay Chouのヒット曲も含まれている。 ユンディのプレイリストがもたらすワンダーランドに飛び込む前に、彼から届いた新年のお祝いメッセージをどうぞ。「僕は皆さんの"幸運"を願います。中国語では"福"の一文字です。僕にとっては、それはキャリアにおける成功だけでなく、あらゆる方向における満足感と充足感を意味します。それでは、皆さんの幸運をお祈りします」 。

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