はじめての ジュリアード弦楽四重奏団

はじめての ジュリアード弦楽四重奏団

Juilliard String Quartet はアメリカの弦楽四重奏団。1946年、当時ニューヨークのジュリアード音楽院校長だったウィリアム・シャーマンの提案で結成された。音楽院の教授を務めるメンバーは何度かの変遷を経ているが、常に4人の演奏者全員が優れた技量の持ち主である伝統は変わらない。特に20世紀の音楽を積極的に取り上げ、アメリカの作曲家を紹介した功績は大きい。また、ベートーヴェンの四重奏曲全曲の演奏を何度も手掛けるなど、スタンダードなレパートリーにも力を注いでいる。プレイリストにはさまざまな作曲家による作品が並び、グレン・グールドとの共演も。弦楽器によるミニマリズムの調和と、アグレッシブなアンサンブルというアートの極みを味わってほしい。

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