

1984年、ヴォーカリストを募集した劉以達 (Tats Lau) が、ラジオDJだった黄耀明 (Anthony Wong) と出会い、達明一派が結成された。1986年にデビューし、その後何度か休止期間はあるものの、現在も音楽シーンの中心的な存在として活動している。音楽、ビジュアルともに1980年代イギリスのニューロマンティック、ニューウェーブに強く影響を受け、中国語圏において独自の存在感で、多くの若者に支持されてきた。中国のロックや伝統音楽の要素を取り入れるなど、時代とともにサウンドを変化させ、社会事情を歌詞に盛り込みメッセージ性も含んだ音楽を送り出している。