はじめての イゴール・レヴィット

はじめての イゴール・レヴィット

ピアニスト、イゴール・レヴィットは、卓越したテクニック、知的かつ情熱的で冒険的なアプローチ、そして人生や社会と音楽との関わりを大切にする姿勢でリスナーの心を揺さぶる。1987年にオペラ歌手の母の下、ロシアのニジニーノブゴロドで生まれた彼は、6歳でオーケストラと共演するなど早くから類いまれな才能を発揮。8歳で家族と共にドイツに移住し、ハノーファー音楽大学で学んだ。2005年にはルービンシュタイン国際ピアノコンクールで第2位となり、最優秀室内楽演奏賞、観客賞、最優秀現代音楽演奏賞にも輝いて注目を集めている。それ以降、数々の主要なオーケストラとの共演を含めて世界各地の著名なホールや人気の音楽祭で多くの公演を行い、またコロナ禍によるロックダウン期間中に約50日間にわたって自宅から行ったオンラインコンサートでは、多くのリスナーに安らぎを届けた。一方でレヴィットは、2013年のメジャーデビュー以来、録音にも力を注いでいる。このプレイリストでは、とりわけ高い評価を受けているベートーヴェンのソナタを軸に、バッハやリスト、母国のショスタコーヴィチの作品、FREDERIC RZEWSKIによるメッセージ性の強い変奏曲『The People United Will Never Be Defeated!』などの楽曲で、レヴィットのピアニズムを堪能できる。

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