2Pac が影響をうけたサウンド

1990年代の西海岸におけるヒップホップのアイコンというイメージが強い2Pacだが、実はNYのハーレム出身。1971年生まれの彼は、ヒップホップを黎明期から実際に体験しながら育った世代ということになる。多感なティーンの時期をBoogie Down Productionsやビッグ・ダディ・ケイン、RUN D.M.C といった先駆者のラップと過ごし、さらに N.W.A.やトゥー・ショートといった西海岸のサウンドにも親しんだことが、稀代のラッパーの資質を育んだと言えるだろう。